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コンドームは避妊だけではなく性病も防ぐ!

2019年12月12日

コンドームは、男性用の避妊具として世界中で使用されていますが、エイズの感染拡大が大きな転機となりクラミジアや梅毒などの性病の感染予防対策として厚生労働省でも推奨されています。コンドームは、避妊具としては最も手軽でコスパに優れていますが、正しい装着方法で使用しても避妊確率が100%ではないのが一部の利用者に不評です。コンドームは、平均的な避妊確率が2%?14%程度とされ、7組の利用者のうち1組が妊娠している計算になります。コンドームは、夜のマナーとして持ち歩くのが大人の男性の常識とされ、女性を妊娠させないだけでなく自分自身がクラミジアや梅毒などの性病に感染しないための予防対策でした。近年では、コンドームを夜のマナーとして持ち歩いている男性が10%?15%程度と非常に低く、クラミジアの感染患者が推定100万人以上存在するだけでなく20歳代前半の若い女性に梅毒患者が急増しています。そのため、現在では男性よりも女性の方がコンドームを常に持ち歩く所有率が高くなっているのが現状です。

クラミジアは、男性と同様に自覚症状のある尿道炎を発症する女性の感染患者もいますが、約8割の女性の感染患者に自覚症状が無い事から放置してしまい骨盤内腹膜炎や肝周囲炎などの重篤な疾患を併発するリスクが高い性病と知られています。日本国内には、100万人以上の感染患者がいると推測されながらも厚生労働省の医療機関で受診した感染患者の数が非常に少ない現実があり、クラミジアは自然治癒する可能性が高い性病と考えられています。そのため、感染患者の中には感染と自然治癒を繰り返しながらも発症に気付かないまま性的接触を重ねており、コンドームは100%ではない避妊効果よりも性病の感染を予防する効果の方が高く評価されている避妊具です。

梅毒は、過去には世界で最も有名な性病の1つに数えられていましたが、ペニシリン系抗生物質の普及以降1967年の約11,000例をピークに減少傾向にありました。2013年には、最も感染患者数が少ない1,228例とピーク時の9分の1まで減少しましたが、2015年には2,697例となり2018年には軽く6,000例を超えてしまいました。梅毒は、性器クラミジアや性器ヘルペス比べて感染患者数が少なく古い性病であったことから基礎知識がなく、無症候状態でも自然治癒していないだけでなく感染能力があることを知らなかったことが背景にあります。コンドームは、しっかりと着用していれば梅毒の4段階の症状の進行にかかわらず感染を予防できます。

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